ヘルパーと医療事務の違いについて

ヘルパーとメディカルクラークで悩んだ時に読みたいアレコレ

勤務地が比較的自由に選べて、求人も多く仕事を探しやすい職として、ヘルパーや医療事務があげられます。また、資格の取得に特に条件がないことからも、需要の高い職種です。

医療事務とは、病院の受付や電話対応、カルテの管理や診察、検査、薬のなどの料金を計算し、レセプトと呼ばれる請求書を作成するのが主な仕事です。それに対し、ヘルパーとは要介護の状態にある方の自宅などへ行って、日常の生活に必要なお手伝いをする職ですが、一言で要介護といっても様々な問題を抱える方の日常を支えるお仕事でもあります。

医療関係の職に就きたいという人は最近増えていますが、その中でも医療事務とヘルパーのどちらを選ぶか悩む方は多くいらっしゃるようです。どちらも、資格の取得に必要な条件というものはありませんが、講習を受けた後に施設や在宅での数日間の研修を受ければ取得できるヘルパーの試験とは異なり、医療事務の資格を取るためには筆記試験に合格しなければなりません。レセプトの計算をする実技問題と、専門用語についての設問とを合わせて30問程度の試験ですが、3時間以内に解き終わる必要があります。また、通信教育で受けられる講座や専門学校、テキストを使っての独学での勉強といった色々な方法が存在するため、資料などを取り寄せて比較検討する必要もあるでしょう。ハローワークの職業訓練コースで取り扱っていることもあり、その場合は金銭面での援助があることも…。

どちらも需要の高い仕事ではありますが、実務経験がなければ採用されにくい医療事務に比べ、ヘルパーはどちらかというと人手不足で即決の傾向があります。それでは、それぞれの仕事のデメリットとは一体なんでしょうか。まずは医療事務、こちらは基本的に病院での勤務が多いため、必然的に風邪などによくかかってしまう可能性があります。特に、インフルエンザのような病気には注意が必要かもしれません。予防接種を受けるなどして用心しましょう。また、月末になるとレセプトという請求書を作成する必要が出てくるため、どうしても忙しくなってしまいます。病院によっては、その時だけ臨時で職員を雇う場合もあるほどです。残業を覚悟するべき仕事であるということです。病院の顔となる受付業務をこなしたり、電話での応対をする必要もありますので、コミュニケーション能力の必要な業務でもあります。対して、ヘルパーの仕事で辛いのは、やはり夜勤です。夕方から翌日の午前中までといったシフトは負担ではありますが、最近は夜から翌日の午前中までのシフトが用意されているところも多くあり、将来の介護生活に役立つ可能性が高いことからも魅力的な仕事といえるでしょう。

どちらの仕事でもいえるのが、やはり大切なのは職場の環境であるということです。業務そのものの大変さも重要な点ではありますが、職場環境が自分に合わないのであれば、勤務を続けていくことは難しくなってしまいます。内部の人間関係だけでなく、利用者との人間関係も大切ですね。