資格業者に踊らされてはいけない

資格の宣伝には注意が必要!通信教育業者に踊らされてはいけない

医療事務はそれほど大きな専門性を要求されない職種であるにもかかわらず、資格数が50を超えさらに増加するだろうと言われています。この数を維持しているのは、これらの資格取得を目指す人が大勢いるということですが、それほど多くの求人数もあるわけでもないのに、なぜこれほど多くの人たちが医療事務資格を目指すのか医療関係者でも首をかしげたくなるのではないでしょうか。どう考えてもこれは異常事態としか言いようがありません。

通信教育業者の戦略

この仕掛けを作り上げたのは通信教育業者と言って良いでしょう。日本人は権威に弱いところがあって資格取得と言うことにたいへん魅力を感じます。そこを利用したのがいわゆる資格商法と言うもので、以前から行われていたものです。医療事務は普通の事務と違ってレセプト業務の知識が必要ななめ、そこに目を付けた通信教育業者がこれを専門とする民間資格を作って、その資格を取らせるための通信教育を始めたわけです。したがってこの資格には裏付けとなる法律がありません。

CMで一気にブームになる

資格を作って通信教育を用意しただけでは、そう売れることもなっかったはずですが、それでは商売になりませんから、今度は宣伝をしなければなりません。そこで登場したのが結婚を控えた女性を登場させて、結婚後でも再就職に困らないという資格として医療事務と言うものを印象付けるものでした。資格と言う権威と就職に困らないといううたい文句これが揃って爆発的な人気資格になりました。1つ当たれば次々に同じような戦略がとられ次々に医療事務資格ができることになります。

現実の求人環境

しかし現実に就職に困らないほどの求人があるわけは無く、高いお金をかけて一生懸命勉強して医療事務資格を取った後になって、現実を知ることになります。現実の求人は少ないだけではなく、多くは専門学校に行ってしまいますから、めったにお目にかかることはできません。医療系の職場で働きたいという場合には本来は医師や看護師を選んだ方が良いですが、どうしても医療事務に就きたいという場合には通信教育ではなくて専門学校に通いましょう」。

冷静に考えよう

どんなことでも同じですがブームに流されるのはあまり良い結果を生みません。医療事務資格は頑張って取っても採用に大きく影響するようなことはありません。ですから資格を生かすというよりもレセプト業務などの知識を勉強することを目的とした方が割り切りがつきます。ですから業者の思惑に乗ってブームに流された形で通信教育を始めるのではなく、本当にその知識が必要なのかと言う方向から資格を選択するようにしましょう。何事も冷静になって考えることが必要です。
(⇒資格の取得は冷静に考える

踊らされるのは止めよう

確かに通信教育を受ければ目標とする資格は手に入れることができるでしょう。でもそれは結局役に立つのでしょうか。通信教育業者の思惑に踊らされていただけではないでしょうか。これから医療事務に挑戦してみようと考えている場合にはしっかり資格が乱立している裏側の事情を理解して、本当に業者の言う通りなのかと言うことを調査してから挑戦するようにしてください。後になって求人なんて無いじゃないかと怒っても、それはしっかり調べなかった自分の責任です。