倍率の高い医療事務の仕事に就く方法

倍率の高い病棟クラークについて、今すぐおさえたい5つのポイント

医療事務の資格は、長期に渡る人気資格上位の座を獲得し続けるほどのブームで、その求人倍率も非常に高いものとなっています。近年、医療事務は非常に魅力的な職業であるという認識が高まってきています。倍率の高い病棟クラークについて、5つのポイントをおさえておきましょう!

日本は高齢化社会のため、医療機関が増え続けているというデータがあります。医療機関が増えれば、レセプト業務を行う病棟クラークという存在は必ず必要です。レセプト業務とは、病院が保険組合などから報酬を得るために提出しなければならない明細書のことですが、提出期間があるうえ、レセプトの作成には専門知識が欠かせません。医師や看護師が片手間に行えるような作業ではなく、どうしても専門の事務員を雇うことになります。また、受付や電話応対、カルテ管理、会計などといった業務もありますから、病棟クラークがいなければ医療機関の経営は回らないというわけです。

病棟クラークの倍率が高い理由としては、資格取得者が大変多く、医療事務職員になりたい人がたくさんいるためです。運良く就職できたとして、なかなか仕事を辞める人がいません。と、いうのも、職場が病院であるため決まった曜日にきちんと休みやすく、倒産の可能性も低くて安定した職です。資格の取得も比較的簡単で短期間で済むこと、需要自体も多いために転職や就職をしやすいといったメリットもあり、注目を集めています。また、女性が結婚や出産をしていくうえで、家庭の事情に折り合いをつけながらも復職のしやすい、大変魅力的な職であるという理由も大きいでしょう。中には、医療関係者との結婚で、裕福な生活を望む若い女性も多いようです。そして、医療事務講座を提供している教材メーカーが、積極的に宣伝活動を行ったことも背景にあります。

病棟クラークの主な大切な業務の一つに、受付があります。病院の顔ともいうべき存在なわけで、デリケート問題も含む接客業のようなものと考えればいいでしょう。勿論、大切なのはコミュニケーション能力やマナーです。もし接客業の経験などがあれば、それも履歴書にきちんと書くようにしておいてください。

なかなか採用されない…そんな理由の一つに、実務経験がないことがあげられるでしょう。病棟クラークは、資格の有無よりも実務経験の有無を重要視する傾向のある職業となっています。医療事務は、専門知識さえあれば無資格であっても就業可能な民間資格です。最初から無理に正社員を目指さず、派遣やアルバイトなどで実務経験を積み、あらためて正社員の求人に応募する必要があるかもしれません。また、資格取得後はできるだけ早急に仕事を決め、実務経験を積んでおいてください。

求人の多さ、その需要でいくなら、やはり介護や福祉の分野でしょう。人手不足のため、ホームヘルパーの資格があれば、比較的就職もしやすいうえに勤め先もたくさんあります。確実性を考えるなら、病棟クラークよりも介護や福祉分野がおすすめかもしれません。